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2012年度 入試の傾向と対策

※傾向と対策は河合塾で作成したものです。

学部 一般入試 [数学]

標準的な問題が幅広く出題される
問題の分量は、やや多め

出題範囲は数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B(数列のみ)で、いずれの方式も大問3題の出題です。第1問のみが穴埋め形式の小問集合となっており、小問数は4題または5題です。第2問、第3問はそれぞれ論述式(ただし、M方式のみ穴埋め形式)の大問です。

出題内容は多岐に渡り、上記の出題範囲内から幅広く出題されます。その中でも特に、確率、微分積分、数列の出題が目立ちます。

小問集合では、基本的な計算問題が幅広い分野から出題されます。これらは基本的な公式とその活用方法を身に付けておけば難しい問題ではありません。しかし、中には一般的な入試では見慣れない、思考力を要する文章問題も含まれています。

小問集合以外では、標準的なレベルの問題が出題されることが多いです。ただし、論証問題のように、受験生が苦手とする問題が出題されることもあります。

全体として、標準的なレベルの出題が中心となりますが、60分という制限時間に対して問題量はやや多めです。

過去問演習は必須
不得意分野を克服しておこう

まずは過去問を解いて、実際の入試で出題された問題の内容を自分自身で確認して下さい。頻出分野にも関わらず苦手としている分野があれば、対策の必要があります。これまでの学習で使用してきた問題集や教科書を利用して、その分野の問題を集中的に学習しておいて下さい。

小問集合を手早く処理できるようにするには、同じ問題を何度も繰り返し解く練習をするとよいです。使用している問題集の小問を、繰り返し解き直して下さい。また、小問集合は幅広い分野から出題されますので、これまで敬遠してきた分野にも目を背けず、積極的に取り組んで下さい。小問集合では、一般の入試ではあまり見かけないタイプの文章問題も出題されます。これらの問題は、過去問を解く際に、問題をじっくり読んで的確に条件を把握する練習を積んでおいて下さい。

M方式以外では、論述式の対策も欠かせません。幅広い出題傾向の中でも、確率、微分積分、数列は特に出題の頻度が高い分野です。確率は一つ一つの問題をじっくり解くことも重要ですが、様々なパターンの問題に触れておくことが大切です。微分積分は重要な分野ですが、出題されるパターンは他の分野よりも比較的少ないので、典型的な問題を中心に繰り返し学習しておいて下さい。数列は、数学的帰納法までしっかりと対策をしておいて下さい。

論証問題の対策も必要となります。ただし、論証問題といっても標準的なレベルの問題が出題されるので、典型問題に対する考え方、解法をしっかりと身に付けておけば、合格ラインに達することはできます。

過去問を解く際には、本番の試験で時間不足にならないように、小問集合から解くべきなのか、それとも大問から解くべきなのかといったような時間配分にも気を配った練習をするよう心掛けて下さい。

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学部 一般入試 [地理]

短文論述問題が多く、難易度はやや高い
M方式はマーク式で、前期入試に比べるとかなり易しい

出題分野は、自然、社会、産業、地誌と多岐にわたりますが、前期試験の地理は、日本史、世界史と異なり、短文論述問題が多いことが特徴です。論述の字数は10字程度から100字程度までさまざまですが、20~30字くらいの短いものが中心で、10問前後出題されます。以前はかなり難しい問題も含まれていましたが、最近は教科書レベルの知識で解答可能なものが中心となり、今年は100字程度の長文論述も出題されませんでした。今年の問題例をあげると、「フィヨルドの形成過程」、「サハラ砂漠の成因」、「NAFTAの説明」、「散村の農業面での利点」のように用語や成因などを簡単に説明させるものが多く、人口ピラミッドやアメリカ合衆国の農地面積の分布図など統計図表から特徴を読み取らせるものも含まれています。これまで頻出であった地形図の読図問題と描図問題は今年出題がなかったものの、来年度以降はまた出題の可能性もあります。全体としては、論述量が多く、一部に解答が特定しにくいものが含まれることもあって、私大入試の中ではやや難易度が高い方に入ります。一方、M方式はマーク式で、図表の読み取りなど時間のかかる問題も少なく、単純な知識を問うものが多いので、短時間で解答でき、前期試験よりかなり易しくなっています。

教科書の重要用語を20~30字程度で
まとめる練習を重ねておこう!

教科書中心の学習で対応できるので、まずは教科書やサブノートなどを利用して、重要な用語や地名をしっかり覚えて下さい。統計問題も頻出なので、地理統計などを利用して、上位国や順位を、具体的数値も確認して背景を考えながら覚えましょう。短文論述問題は、用語や成因、背景などを単純に説明させるものが中心なので、今年の例であれば、「フィヨルド」や「NAFTA」のように教科書に太字で書かれている用語について20~30字程度でまとめる練習を重ねて下さい。最初は、教科書や用語集の説明を写すことから始め、次第に何も見なくても自分の言葉で書けるようにしましょう。また、フィヨルドを、成因が同じ沈水海岸に分類されるリアス海岸やエスチュアリーと比較したり、NAFTAを、EUやASEANと統計で比較したりするなど、類似したものの共通点と相違点を考えると理解が深まります。統計図表の読み取り問題については、まず客観的に読み取れる事実をあげることが第一で、そのあとで、その事実の背景を自然環境なら成因から、社会・産業的事象なら経済水準などの背景から説明できるようにしていきましょう。今年は出題がなかったものの、これまで頻出の地形図ではかなり高度な読図問題も含まれていました。距離・面積・平均傾斜の計算、地図記号、等高線の読み取り(尾根・谷・集水域を含む)、地形と土地利用、集落立地の関係など幅広く出題されていたので、早めに読図練習をやっておいて下さい。同様に、今年出題されなかった描図問題はそれほど難しいものではありませんでしたが、過去問を見て、どのようなものか知っておくとよいでしょう。

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