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2011年度 入試の傾向と対策

※傾向と対策は河合塾で作成したものです。

2011年度 学部 一般入試 [数学]

標準的な問題が幅広く出題される
問題の分量は、やや多め

出題範囲は数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B(数列のみ)で、いずれの方式も大問3題の出題です。第1問のみが穴埋め形式の小問集合となっており、小問数は4題です。第2問、第3問はそれぞれ論述式(ただし、M方式のみ穴埋め形式)の大問です。

出題内容は多岐に渡り、上記の範囲内から幅広く出題されます。特に、その中でも確率、微分積分の出題が目立ちます。

小問集合では、有理化、三角比、虚数、三角関数、指数関数・対数関数などの基本的な計算問題が出題されることが多く、これらは基本公式とその活用方法を身に付けておけば問題はありません。しかし、中には一般的な入試では見慣れない、思考力を要する文章問題も含まれています。

小問集合以外では、標準的なレベルの出題がほとんどです。ただし、論証問題のように、受験生が苦手とする問題が出題されることもあります。

全体として、標準的なレベルの出題が中心となりますが、60分という時間で解く問題量としてはやや多めです。

過去問の学習は必須
不得意分野を克服しておこう

まずは過去問をしっかりと学習しておく必要があります。そうすることによって、出題傾向に対する自分の苦手分野をしっかりと確認することができます。その上で、これまでに使用した教科書や問題集を見返して、出来の良くなかった分野の問題を集中的に学習しておいて下さい。

1問目の大問は小問集合です。小問集合を時間内に解くには、一つの問題を何度も繰り返し解くことが重要です。使用している問題集の小問を、繰り返し解き直して下さい。小問集合は特に幅広い分野から出題されますので、これまで敬遠してきた分野の問題にも目を背けず、積極的に取り組んで下さい。また、一般の入試ではあまり見かけないタイプの文章問題も出題されます。これらの問題に対しては、問題文から状況を的確に把握する訓練を、過去問の学習を通して行っておく必要があります。

M方式以外では、論述式の対策も欠かせません。幅広い出題傾向の中でも、微分積分、確率、図形問題は特に出題の頻度が高い分野です。とりわけ、微分積分は重要な分野ではありますが、出題されるパターンは他の分野よりも比較的少ないので、典型的な問題を中心に繰り返し学習に取り組んでおいて下さい。確率と図形の分野は、一つ一つの問題をじっくり解くことも重要ですが、様々なパターンの問題に触れておくことが大切です。

一方、論証問題の対策も必要となります。ただし、論証問題といっても標準的なレベルの問題が出題されるので、典型的な問題に対する考え方、解法をしっかりと身に付けておけば、合格ラインに達することはできます。

最後に、過去問を解く際には時間配分にも十分に注意しておいて下さい。試験時間に対して、問題量はやや多めです。合格に必要な得点を時間内に得るためには、小問集合から解くべきなのか、それとも大問から解くべきなのかということをしっかりと考え、時間配分の訓練を十分に積んでおいて下さい。本番で急に出来ることではないので、普段の学習から時間配分には特に注意を払うことが必要です。

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2011年度 学部 一般入試 [地理]

短文論述問題が多く、地形図読図や描図問題も含まれ、難易度はやや高い
M方式はマーク式で、前期入試に比べるとかなり易しい

前期試験の地理は、日本史、世界史と異なり、短文論述の出題が多いことが特徴です。論述の字数は10字程度から100字程度までとさまざまですが、20〜30字程度が中心で、10題前後出題されます。以前はかなり難しい問題が含まれていましたが、最近は教科書レベルの知識で解答可能なものが中心となり、今年の例をあげると、「外来河川」、「散村の農業経営上の利点」、「ニュージーランド南島の東西での降水量の違い」、「EUの政策」、「混合農業」などの説明が出題されました。地形図読図は頻出で、問題にはやや難しいものも含まれます。描図問題も頻出で、今年は地形図からの断面図の作製、統計からのグラフの作成が出題され、難しくはありませんが、時間がかかります。また、解答が特定しにくい問題も一部含まれるので、全体の難易度は私大入試としてはやや高い方に入ります。一方、マーク式のM方式は、難易度も標準的で前期試験より易しく、短時間で解答できます。出題分野は、自然、社会、産業、地誌と多岐にわたります。

教科書の重要用語を20〜30字程度で
まとめる練習を重ねておこう!

教科書中心の学習で大部分が解答できるので、まずは教科書やサブノートなどを利用して、重要な用語や地名を覚えてください。統計問題も頻出なので、地理統計を利用して、具体的数値を確認しながら上位国や順位を、背景を考えながら覚えましょう。短文論述問題は、用語や重要事項などを単純に説明させるものと、分布や統計から読み取れる特徴とその背景を説明させるものに分けられます。前者については、上述した「外来河川」や「混合農業」のように教科書に太字で書いてある重要用語について、教科書や用語集を利用して20〜30字でまとめる練習を重ねて下さい。次に、「ニュージーランド南島の東西での降水量の違い」のような問題であれば、南島は環太平洋造山帯に属し、サザンアルプスが南北に走ること、その緯度帯では偏西風が吹いていること、海洋からの風が山脈にぶつかると風上側では上昇気流が発生して多雨となり、風下側では乾燥した風が吹き下りることなど、いくつの知識を組み合わせて成因を説明できるようにしましょう。このような成因や背景も教科書に記されているのでよく読みこんで下さい。地形図読図は、地図記号、等高線の読み取り(尾根・谷・集水域などを含む)、距離・面積・平均勾配の計算、地形と土地利用、集落立地との関係など幅広く出題され、高度な読図問題も含まれるので、教科書や資料集で典型的なものを多くみて、早めに慣れておくことが大事です。描図問題は難しいものは少ないものの、さまざまな分野で出題されるので、過去問をみておきましょう。時事問題についての出題もあるので、新聞やテレビで世界情勢を知ることも忘れずに。

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