2011年度 入試の傾向と対策
※傾向と対策は河合塾で作成したものです。
2011年度 学部 一般入試 [英語]
読解力をつけましょう
英作文の準備をしましょう
M方式:発音問題1題、アクセント問題1題、文法および語法問題1題、語句整序問題1題、空所補充問題1題、会話問題1題、読解問題4題。解答はすべてマーク式で、解答数は52です。
前期・センタープラス方式:長文読解問題2題、和文英訳1題。解答はマーク式と記述式の併用で、マーク数は日程により異なりますが、33から40です。記述解答数は8から10です。和文英訳では日本語1行分に相当するものが出題されています。
読解問題に関しては、M方式では比較的短い230語から長くても330語程度の英文が出題されています。前期・センタープラス方式では、600語以上の英文が出題されています。そして、空所補充、アクセント、語句の言い換え表現、内容に関する設問、内容一致設問などに答える形式です。内容一致設問は、日本語と英語の両方で出題されています。
文法・語法問題に関しては、M方式では基本レベルの設問が、様々な分野から出題されています。前期・センタープラス方式では、読解問題の設問の中で文法・語法力に関する設問が出題されています。
会話問題に関しては、空所補充の形式による二者間の会話が出題されています。
基礎力の充実をはかりましょう
記述力を養いましょう
どの日程でも、読解問題が2題は出題されています。読解力が合格への一つの鍵になります。基本的な語彙で書かれた英文を、内容を把握しながら読んでいく練習を日頃からしましょう。設問は、読み進みながら順序良く解いていくことが出来る形式で作られています。しかし、内容一致問題などでは、読み戻って内容を確認しながら慎重に解く姿勢も求められます。情報を整理しながら読み進み、正誤の間違いを極力しないようにしたいものです。扱われているテーマは、「日本に住む外国人の車の所有について」「渡り鳥とその生態」「ニュージーランドの気候と地理的な特徴」「ギリシャ神話の英雄ヘラクレス」「思春期の子供と父親の関係」などで、そのテーマは随筆、物語、あるいは現代の時事問題まで多岐に渡っています。一般常識や教養が役にたつことも考えられますし、新聞などの報道で得た知識も活用できるかもしれません。英文や和文ということにとらわれず、日常の読書や新聞などを読む事も、学習の財産となるでしょう。
文法・語法問題に関しては、難解な出題はありません。基礎的および標準的な出題ばかりです。学校の授業で扱う問題集を何度も繰り返して完成させ、さらに暗唱例文の習得を通して、ぜひすべての分野に目を通しておきましょう。このような地道な努力が記述の英作文力に、つながります。
会話問題に関しては、会話の場面や状況を想像しながら、流れに乗って短時間で正確に解答できる力を付けておき、ぜひ得点源にしましょう。
英作文は、決して難解なものではありませんので、日頃から自ら書いて添削をしてもらい、その英文を暗唱しながら応用力をつけましょう。
記述設問では、代名詞のitの指す内容を問うようなものも出題されています。三単現のsの脱落など基本的な間違いがないように日頃から気をつけましょう。
2011年度 学部 一般入試 [国語]
〈現代文〉さまざまなタイプの問題が出題されています
〈古文〉有名出典からの出題が中心!
〈漢文〉知識から読解まで、多彩な設問
現代文は評論二題、または評論小説各一題の出題です。小説は毎年出題されています。特に難解な文章が出るわけではありませんが、問題文は1500字程度から3500字を越えるものまで、長短の差が結構あります。設問は、選択問題が中心で、抜き出し問題が1〜2問程度、あとは簡単な記述問題が出題されることもありますが、標準的な私大型の問題だと言えるでしょう。
古文は『平家物語』(M方式)『宇治拾遺物語』(センタープラス方式)『堤中納言物語』(前期・センタープラス方式/2月7日)『狭衣物語』(前期・センタープラス方式/2月8日)『無名草子』(前期・センタープラス方式/2月9日)からの出題で、今年度は、すべて有名出典からの出題でした。設問は、各日程によって多少の差はありますが、語意・文法問題・現代語訳・人物判定・内容説明・空欄補充・内容合致・文学史など多岐にわたり、漢字の書き取り・抜き出し・文法・現代語訳などにおいて記述式のものもありました。設問の難易度は、やや易しめです。
漢文は、返り点・語句の読み・意味・熟語・文学史などの知識問題から、空欄補充・書き下し・解釈・内容合致などの読解に関わる問題まで多彩な出題です。書き下し・解釈の問題では、返り点や送り仮名が省略される場合があります。大部分は選択式ですが、返り点・書き下し・解釈などで記述式でも出題されます。基礎的な知識と正確な読解力があれば解答できる、標準的な難易度です。
〈現代文〉標準的な問題集で、基本的な問題を解けるようにしておこう
〈古文〉読解解法の練習を積み重ねる!
〈漢文〉基本を確実に、練習を重ねよう!
評論は私大型の標準的な問題集で十分対応できるはずです。漢字については、別途、大学入試用につくられた漢字の問題集をやっておきましょう。また、問題ごとの難易の差が比較的大きいので、過去の入試問題を1年分程度は解き、様々なタイプの問題に慣れておくことも必要です。小説は、センター試験とは傾向が異なっていますので、過去の入試問題を用いて学習しておきましょう。
古文は、まず過去問をしっかりと解いて、入試傾向をつかみつつ、古語や文法を確認して読解力を身につけましょう。古語や文法に不安のある人は基本事項を徹底して身につけましょう。次に頻出問題集などで問題演習を積み重ねましょう。一度解いたら、解釈例を参考にして、つまずいた古語や文法を確認するとともに、内容の誤読の原因なども必ず探るようにしてください。文学史の基本事項も確認しておきましょう。
漢文は、まず基本を確実に身につけることを目指し、テキストや参考書を使って、頻出重要語の読み・意味や基本構文・句形などを学習しましょう。返り点や書き下しの対策には、参考書や問題集を用いて、句形や主語—述語—目的語という文の構造をおさえる練習をするのが効果的です。その上で、問題集等を利用し、数多くの問題を解いて読解力を伸ばし問題を解く力を養うようにしましょう。